テストを収納する棚の作り方です。
皆さんはテストをどのように保管していますか?
夫は今までこうだったそうです。
段ボールを重ねて棚のようにして使っていたのですが、ボロボロになってしまったそう。また、テストの量が多かったり、教科で残りの量が偏っていたりすると、不安定になってしまうんですよね。
業者から届いた箱のまま保管している方も多いかと思います。
でも、それだと少し不便ですよね。
取り出しにくい点と、あとどれぐらいテストがあるのか把握しずらい点などなど。
そんな点を解決できる棚の作り方が今回の記事の内容です。
作り方を一枚にまとめた画像・PDFは一番下からどうぞ!
これを一つ用意しておくととても便利というものがこちらです!
一度作っておくと毎年使えるので、便利です。届いた段ボールはリサイクルに回してしまいましょう!
製作費も600円とお手頃!5段作れるので、国語・算数・理科・社会・英語と5教科分収納することができます。
学年によっては、国語と算数だけの場合もありますから、段数を減らすことで、もっと低価格に抑えられますね。
では、さっそく作り方です。
①材料の購入
30.5×59cmほどのワイヤーラティスを5つと結束バンドを20本以上買います。
(セリアがおすすめです)
②折り曲げ
端から数えて2つ目のマスのところ(8cmぐらい)で、90度に曲げます。
(固いので階段などを使うと良いです)
③結束バンドで固定
重ねて結束バンドでとめます。
(1段あたり4〜6ヶ所)
長いところはカットします。
④積み重ね
②と③を繰り返して重ねていきます。
結束バンドがチクチクするときはライターであぶると先が丸くなります。
⑤強度アップ
一番下はどうしても重くなり、曲がりやすいので、二重にしておくと良いです。
⑥完成
テストだけでなくA3サイズの紙やA4の本2冊など多様な収納ができます!
色々な形で作ってみてください。
最後になりますが、大事なことだと思うので、念のため記しておきます。
私は、学校で使う道具に関して、教師個人がお金を出すべきではないと思っています。
実際、夫がこのテスト収納棚を作った時には、事務員さんを通して学校の予算の中で材料を購入しました。
私費を出してしまうことで、後の教員は私費を出さなければならない状況に追いやられるかもしれません。「数百円なら個人で買えばいいだろ。」こんな労働環境にしたくはないのです。夫が初任だった時、教室で使うファイルボックスもスタンプも私費で準備したそうです。大学を卒業したばかりで、給料ももらっていないのに私費がどんどん積み重なり、辛い思いをしたと言っていたことを覚えています。
たとえ数百円だとしても、仕事で使うのであれば、私費はよくありません。
私費が私費を生みます。後の教員のためにも、できる限り学校の予算を使ったり、廃材を使ったりして作成することをおすすめいたします。
事務員さんは敵ではありません。
その辺りの考えは分かれるかもしれませんが、今回の記事が皆さんのお役に立てば幸いです。未来を見据え、より良い教員生活を考えていきましょう。
作成の仕方を一枚にまとめた画像はこちら
(画像クリックでPDFがダウンロードできます)
職場の皆さんも広めていただけるとうれしいです。