教室のドアが教材に変身!
教室のドアの上に貼っておくだけで、暗記させたい内容が楽しく覚えられる活動です。
題して「暗記の門」
(一番下にPDFデータがあります。データのダウンロードはそちらからどうぞ!)
準備や使い方はとっても簡単とってもシンプル!
暗記する内容を書いて(印刷して)、ドアの上に貼ります。
ドアを通るときに唱えます。
以上です!
イメージはこんなかんじ。
これをドアの上に貼ります。
貼っておくだけで、無理なく、楽しく覚えることができます。
最初は簡単なものから始めると良いです。
例えば、2年生なら「九九の3の段」
星の勉強をしているなら、「夏の大三角」
4月なら「春の七草」
発表会前なら「詩」
などなど、学年や授業内容、時期に合わせて色々変えてみてください。
「この絵は誰が描いたものか答えよ」のようにクイズ形式にしても面白いと思います。
配慮することは
答えを問題のすぐ下に小さく載せておきます。問題をみてすぐに答えられないときはすぐに答えを見て、声に出します。「めくったら答え」も悪くないと思いますが、「めんどくさい」と感じてしまうと、楽しいはずの活動が嫌なものに変わってしまいます。できるだけ答えはすぐに確認できるようにしておいた方が良いです。
活動の強制はしません。あくまで自然と楽しく覚えられることが目的なので、強制して嫌な気分になるのは求めるところではありません。始業前や休み時間がメインの活動なので、強制的に行わせることはおすすめしません。あくまで声かけ程度にとどめましょう。
みんなが通るところなのに、何十秒もかかる問題では待っている人はイライラしてしまいますし、待たせているという罪悪感を抱いてしまいます。長くても10秒ぐらいがおすすめです。
多少の配慮は必要ですが、実態に応じて対応してください。
暗記するものは以下のようなものがおすすめです。参考にしてください。
・春の七草
・英語の月の言い方
・英語で曜日の言い方
・虹の色7色(紫〜赤)
・和風月名(皐月、神無月など)
・時代(縄文、弥生、古墳・・・)
・六大大陸
・オリンピックの5つの輪の大陸
・夏、冬の大三角
・枕草子
・牛の部位(ロースは肩、ハツは心臓など)
・絵画の名前と作成者
・音楽家の有名な曲3曲答えよ。
・雨をテーマにした曲
このように、その学年の授業に関するものはもちろん、雑学を入れたり、クイズ形式にしたりする、月に1度覚えているかのチェックを全体でしたり、毎週問題を変えたりするなど活用の幅はたくさんあります。また、係活動の一つとして、子供たちが作っても面白いと思います。
教室のドアが2つなら、入るとき、出るときで4つの問題を掲示することができます。
当たり前のように通るドアですが、一工夫するだけで、楽しく学習できる教材に変わります。
暗記の門のPDFデータは画像をクリックしてダウンロードしてください!
今回の記事が、何かお役に立てば幸いです。