『会議でスマートに見せる100の方法』から学ぶ、教員の働き方

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『会議でスマートに見せる100の方法』から学ぶ、教員の働き方です。

『会議でスマートに見せる100の方法』という本はご存知でしょうか。

いわゆる意識高い系が実践しているとされる会議での立ち振る舞い方が掲載してあります。

著者が『会議に悩むビジネスパーソン必携!』と、Yahoo!やGoogleで働いた経験をもとに書いた、会議でつかえる裏技として書かれたものです。

「あるある!」「その手があったか!」とうなずきながらも、クスッと笑わせてくれるものばかり!

本ではイラスト・解説付きで書かれてあり、実際に会社に勤めていなくてもなんとなくわかるような内容でとても面白いので、ぜひ読んで欲しいと思います。

これであなたも意識高い系の大人になれるかもしれません!

 

さて、今回は、この100の方法を教員に当てはめて考えてみました。

使えるものもあれば、これはやっちゃいけない!といったものもあります。

こちらでスチュエーションを想定してみました。使えるか使えないのか。どんな時に使うのか。。。

何かの参考になれば幸いです。

注意※あくまでこの記事はネタとして書いています。書いてあることを実践しトラブルになったとしてもこちらでは責任を負いかねますので、ご了承ください。「何言ってるのかな。まったくもう。」という軽い気持ちでみてくださいね。

No.1 ベン図を描く

ベン図を描いておけばなんとなくそれっぽい会議になりますね。思考ツールの授業ではもちろん、どんな会議でも大活躍!

どちらのメリットも提示したところで、真ん中を指差して、「大切なのはココです!!」と言うだけ。生徒指導も研究授業もほら、もう問題は解決しました。

No.2 パーセンテージを分数に言い換える

割合の授業で使えます。授業では分数が出てくるので、パーセントで示した方がカッコいいです。多分。

No.3 「いったん冷静になろう」と提案する

ケンカの仲裁で使えます。議論が平行線の時とか。

子どももケンカはよくしますが、大人も結構するんですよね。職員会議でもケンカするときはするらしいですよ。昔はよく先生同士でケンカしていたらしいです。自分の意見が絶対正しいと思っていますからね。みんなそうですね。

No.4 終始うなずいてメモをとるふりをする

若手は絶対この技を身につけた方がいいです。

子どももこれやっておくといいと思いますよ。聞いてもらえてる感じが嬉しいんですよね。

No.5 エンジニアが言った最後の言葉をとてもゆっくりとくり返す

エンジニアかどうかは置いておいて、ゆっくりとくり返すと大事そうに聞こえるんですよね。

No.6 それがなんであれ「スケールする?」と聞く

よくわからない横文字は使わないほうがいいです。これはイラッとさせます。

質問の意味を聞くことはできないです。自分が無知だとバレたくないから。

No.7 会議室を歩き回る

やめた方がいいです。みんな「座れ」って思います。職員会議中の発言は、その場でどうぞ。

落ち着きのないって思われます。

No.8 プレゼンで1つ前のスライドに戻すように頼む

これは良いです!しっかり聞いている感じがします。あと、周りの人も目が覚めます。

No.9 大事な電話に出て中座する

電話に早く出る人に悪い人はいません。ただ、携帯電話の場合は別。学校はまだまだ携帯電話使用にあまり良いイメージはない感じがします。

No.10 自虐ネタを言う

1つや2つ持っておくと良いですね。

笑いで会議を和やかにしてくれます。

No.11 直前にメッセージを送り、会議が本当に必要かたずねる

いいかも。

その人とは仲良くなれるかも。ただ、告げ口に注意です。

No.12 「あと少しで終わるから待って」と言う

「すいません、ちょっといいですか?」って言われたら、すぐ答えちゃいますよね。

あと、「お手隙の先生!」なんて言われたら、若手はすぐに行かなくちゃいけません。

これは、あんまり言わない方がいいかも!

No.13 議題はないと告げる

「お前が言うな」って思われます。

校長が言ったら拍手喝采。

No.14 相手がなにを言っても、知ったかぶりをする

よくやってしまいますね。横文字が出てきた時とか。

人数が多い会議ほど成功率が上がります。

No.15 歩きながらの会議を提案する

提案は却下されるでしょう。

職員室ですから。

No.16 相手が問題を提起したら、例を求める

結構これは大事で、理想は高くても現実的じゃない時ってありますもんね。

具体例を聞いてみると、意外と中身がないということもありますね。自分も。

No.17 反論しようのないあたりまえのことを言う

「やはり子どものために考えていくべきですよね。」はもう、教師としては当たり前ですし、反論できません。もうこれを言ったら勝ち確定ですし、言われたら負け確定です。

No.18 なんでもかんでも「ここだけの話」と言う

授業で言うと、子どもたちは「お!」って聞いてくれます。

1学期だけ。

No.19 「客観的な」意見を言う

大事。自分の意見を客観的に見てみて意見を言う。他者意識大切。

No.20 会議についてメタ的な会話をする

「この会議は必要なのでしょうか。」って振り返ること大事。

たまに、会議のための会議もあります。

No.21 全員そろっているか聞く

結構大事で、必要な人がいないときあります。忘れられている人も。

逆に必要ない人も参加しなくちゃいけない時があるので、確認は大事。

No.22 あなたがいる場所の天気や時刻について話す

オンライン会議の導入で。

No.23 発言していないときはマイクをオフするよう言う

GIGA時代の常識。

No.24 データを探すため会議を中断する

発言に困ったときに使える。かも。

No.25 「いま話しているのはだれ?」と聞く

ちょっと流れを変えたい時の一言。

No.26 最新ガジェットで電話会議に参加する

360度カメラとかあると、面白いかも。会議の内容入ってこないけど。

No.27 大きな数字が出たら、都市や国で言い換える

ちょっと頭良く思われる?

東京ドーム○個分って言われてもわからないよなあ。

No.28 「そりゃすごい」「なるほど」「すばらしい」を連発する

承認ってやつですね。

No.29 参加者にメッセージを送る

最初と最後はあいさつしましょう。

No.30 オフラインで話し合おう、と提案する

なんでもかんでもデジタルじゃなくてもいいですよね。

たまには直接顔を見合うことで、わかることもあるのかも。

No.31 全員が最新の資料を見ているか確かめる

資料もたくさんあるからなあ。

紙多いですし。

それ、数ヶ月前のデータかも。

No.32 他に話し合うべきことはないかと聞かれたら「いくつかあるけれど、あとでメールする」と言う

会議の目的を明確化。

No.33 リーダーの隣に座る

意外と当てられないし、当てられてもリーダーが隣にいるし、リーダーはどう思う?って切り返せるし、仕事できる感出るかも。

No.34 プロセスについて話し合う

結果よりも過程が大事。

先生は好きな言葉だと思います。

No.35 ひとの報告をさえぎり、その後、再開させる(カニエ・ウェストみたいに)

その人がとっても大事な話を言わなくちゃいけない雰囲気を作れます。

カニエ・ウェストってラッパーだけど・・・。

No.36 時間を確認してもらう

嫌な役だけど、大事です。会議は有限!

No.37 自分が関わっていないことでも「私たち」と言う

関係ないやって思うことも、私たちって言われると、提案した側は嬉しくなりますよね。

No.38 リソースが限られていることをみんなに思い知らせる

資源は有限ですから。人、金、時間、モノ、、、、。

No.39 だれかが質問をしたら、答えを知っていそうな人を見る

意外とそれも当たっているんですよねえ。言いたいのかも。

No.40 会議の終わりに、数人に声をかけて、別の問題を話し合うため残るように言う

私たちは特別!感を演出できますね。

No.41 話し合いを歓迎して見せる

先生って大体は話し合いが大好きな性格ですからね。

No.42 お世辞を言う

大事。和む。

No.43 終了時間を決めてからはじめる

時間は有限。他の仕事したい人もいるのよ。

No.44 「金融の用事が入っていないか確かめなきゃ」と言う

金融関係に疎い人は多いので、なんだか邪魔しちゃいけないって思います。

No.45 だれか別の人を会話に引き込む

結構されたら嬉しいかも。仲間に入れてもらった感じがして。

No.46 会話の記録を残したいと言う

普段の会話も特別な会議に早変わり。

No.47 話を聞いていると言いながら、キーボードを叩き続ける

忙しい人アピールって思われちゃう。

新しい仕事は振られません。

No.48 データを見たいと言う

「それってあなたの感想ですよね?」と同義

No.49 ショッキングな告白をする

気まずい告白は周囲を黙らせます。

No.50 紙とペンを持つ

とりあえず、説明している感を見出せる。

No.51 自分のプロジェクトを過去の成功したプロジェクトと同列に紹介する

前例がないと動きにくいことがほとんどなので、こちらで前例を作ってしまいましょう。

No.52 インタラクティブに進行したいと言う

横文字使っておけば、大丈夫。

No.53 どうとでもとれる単語を1つ載せる

「友」とか「絆」とかスライドに載っていたらOK!

No.54 パワーポイントの操作をだれかにやってもらう

「次のスライドに進んでくれ!」ちょっとした上下関係が周囲の人にも伝わりますね。

No.55 次に進む前に、先に進んでいいか聞く

みんなに確認。大事。

No.56 スライドを何枚か飛ばす

ここは時間がないので省略します。みなさんご承知のことと思いますので。でOK

No.57 「いい質問だ」と言って質問に答えない

わからない時はこれで。授業中も。

No.58 エラい人がコメントしたら、中断して書き留める

メモされると嬉しいもん。

No.59 机のはしっこに座る

意外と当ててくれる。発言のチャンスあり!「端っこなのにそんな素敵な意見が!」と。

No.60 プレゼンの要点を聴衆に発表させる

まとめてくれると助かる人もいますね。こっちが分かっていない時はなお使える技。

No.61 水を取りに行きながら、「なにかいる?」と聞く

優しい人の完成。

No.62 ふせん紙の束を取りだし、なにかを書きはじめる

あ、メモしてくれている!嬉しい!わーい!

No.63 シンプルだが深遠そうなたとえを言う

「やはり子供というのは大人なんですよ。」

No.64 「それは正しい質問かな?」と逆質問する

ギャフン。となります。

No.65 慣用句を使う

「光陰矢のごとし」みんな慣用句に弱い。

No.66 「ひらめきを得る」ための奇抜で独創的な方法を編み出す

面白い!と思わせたら勝ち。

No.67 「CEOはどう思うか」と言ってみる

結局は校長の意見で物事は進みますからね。

No.68 だれかが良いアイデアを思いついたら、自分は何年も前から同じアイデアを温めていたと言う

手柄横取り。でも、誰も否定できないですからね。

No.69 有望なアイデアが出たら、わざと反対意見を言う

意見を言ったもん勝ちなところありますからね。

No.70 フレームワークやプラットフォーム、モデルが正しいか問う

もうわけわからないので、頭良いイメージはもたれます。

No.71 みんなの意見がひとつにまとまったら「いざ出陣!」と言う

「みんなで頑張ろう!」感が出ていいですね。

No.72 提案されたアイデアの写真を撮る

お!?振り返りに使うのかな。嬉しいな。です。

No.73 仕事について聞かれたら「革新的」「テクノロジー」「エキサイティング」などをちりばめて答える

それっぽい感想になります。

No.74 名札をつけない

つけて。

No.75 よく知らない話題でも、知っているふりをする

すぐバレる。子供には特に。

No.76 みんなと同じタイミングでドリンクを飲む

一体感で好感度アップかも。

No.77 ネットワークを広げるために来たと言う

すごい人に見える。

No.78 人を紹介し、とっくに知り合っているべきだと言う

すごい人と出会った感じがする。

No.79 名刺が欲しいと言われたら、最後の一枚が残っているかもしれない、と言う

そもそも先生は名刺持っていない。ほとんど。

No.80 あなたの物語を聞かせてほしい、と言う

嬉しくなっちゃって話しちゃうよね。

No.81 仕事について詳しく聞かれたら、機密事項だと答える

実際そうですからね。

No.82 会話から抜けるのに、人を待たせているから、と言う

それなら仕方ないかってなるかも。

No.83 ランニングウェアやヨガウェアを着て行く

業界人っぽいですよね。

体力づくりについては文句は言われません。

No.84 毎日やれたらいいのに、と言う

嬉しい気持ちになりますね。

No.85 イベントをいま抱えている課題にこじつける

学校にはいっぱい問題があるので、課題について触れられたら、「お、この人は考えているな」ってなりますね。

No.86 ふだんの会議に取り入れられないだろうか、と言う

会議を減らす、短くする一言の一つ。

No.87 みんなのエネルギーをチェックして回る

「元気?」なんて言われたら、距離が近くなった感じしますね。

No.88 手当たり次第に応援する

応援されたら嬉しいものです。

No.89 みんなのことが本当に大好きだと重大な告白のように言う

子どもにはぜひ。言わなきゃ伝わりません。

No.90 ハイタッチをしようと誘う

身体的接触も大事。心を繋ぎます。

No.91 PCバッグを持っていく

実際に仕事しないと終わらないからねえ。教科書詰め込んで家でそのまま開けずに戻すことも多々ありますね。

No.92 隣の人になにかをささやき、そして笑う

研究授業でこれをやられたら、授業者は冷や汗ですよ。

いい気はしません。

No.93 給仕係におすすめを聞いておいて、メニューに載っていないものを注文する

給食だから。。。

No.94 飲み物を注文する

給食だから。。。

No.95 ほかの出席者の目を見て、外国語で「乾杯」を言う

給食だから。。。

でも世界の「いただきます」は面白いかも!

No.96 次の四半期で一番楽しみなのはなにかと聞かれたら「イノベーション」と答える

子どもたち、変わりますからねえ。

No.97 だれかにスピーチするよううながす

お話好きな先生は多いものです。

No.98 だれかの発言を素晴らしいと言い、携帯電話を取り出しメモする

メモ大事。メモのふりして遊んじゃだめ。

No.99 席替えを提案する

結構大変なんですけどね。席替えって。

No.100 「それについては明日連絡して」と言う

明日できることは明日やりましょう。

 


『会議でスマートに見せる100の方法』という本、ビジネスマン向けの本ではありますが、教師・学校にも当てはまるものが多々ありますね。

あくまで冗談で書いているので、あまり本気にして実践はしないでくださいね。コメントも適当になってしまいました。

 

こういうくだらない(?)本、好きです。でも、真理をついているところも多くて、笑ってしまいます。

 

気に入ったら、Amazonや本屋さんなどで見つけてみてくださいね!

この記事を書いた人
いずみ

●小学校教員の妻/当ブログ管理者
●夫1人、子ども1人を持つ専業主婦
●結婚を機に教育問題に興味を持つ
●働き方改革・学級レク・部活動問題
 などの学校生活に関する記事
●趣味や制作物に関する記事
●子育てに関する記事
●その他、様々な記事を作成中
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