席替えどうしてる?

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みなさん、席替えどうしていますか?子どものころ、楽しみでしたよね!

好きな人と隣になりますように・・・ちょっと苦手な友達とは一緒の班にならないように・・・なんて考えたこともありますよね。『学園天国』の歌詞にもありますね。あいつもこいつもあの席を〜♪

 

なんで席替えするのでしょうね。勉強さえできればそれで良いような気もしますが。

教師側の意図としてはいくつかあるそうです。

 

「様々な友達と仲良くなってもらいたい。」

「身長が高くなってきて、後ろの子が見えにくそう。」

「あの子とあの子は性格がなかなか合いそうにない。離したい。」

「いろいろな人と触れ合うことで、人間性を高めてほしい。」

「班を作った時に、この子はリーダーとして活躍できるかもしれない。」

などなど色々ありますね。

さて、そんな席替えですが、どんな種類があるのでしょうか。今回は席替えの種類について書きました。色々ありますが、それぞれにメリット・デメリットがあるので、参考になれば幸いです。

運系

くじ:箱の中に、席の番号を書いた紙を入れておいて、一人ずつ引いていくやり方。
自分で引くため納得がいく。 準備がほとんどいらない。 楽しい。 短時間で決まる。
教師の意図が反映しにくい。

くじに仕掛けをしておくと意図的にできます。その子が引くときだけ①だけの箱にするとか。箱の仕掛けでなんとかなります。また、アプリも登場しているので、これも好評です。

「席替え」

‎席替え
‎学校の席替え、くじ引きでやっていませんか? この席替えアプリはルーレットで席を決めますが、その中でも座席を固定する機能があります。 楽しく席替えを行い、また配慮が必要な場合にも対応することができます。 【特徴】 ●ゲーム感覚で楽しく席替えができる! ●座席を固定することも可能! 基本はランダムで座席を決定しますが、予...

でも、夫はよほどのことがない限り、「自分の運命は自分で勝ち取れ!」って言って、特に仕掛けをすることなくくじを引かせているそうです。

あみだくじ:黒板にクラスの人数分の線を引き、線の下に席の番号を書くやり方
黒板とチョークがあれば良い。 楽しい。 運のため納得しやすい。
教師の意図が反映しにくい。 時間がかかる。 ルールを知らない児童がいる可能性

黒板に数十本の線が並びます。時間があるときは盛り上がりますよ。効果音もつけると良いですね。

 

話し合い系

自分たちで決める:子どもたちが話し合って自分たちで席を決める。
自主性が高まる。 友人関係を自分たちで考慮できる。 短時間で終わる時もある。
教師の意図が反映しにくい。 仲の良い友達がいない子はツラい。端や前に配置されてしまう。 本当に前に来てほしい子が別なところにいく。 授業中のおしゃべりが増えてしまう可能性が高まる。

学年末なら比較的有効です。最初にやるとクラスが荒れてしまうかも。また、高学年がおすすめ。低学年だと、「○○ちゃん嫌いだから一緒はいやだ。」とか平気で言います。

 

お見合い方式:男女がそれぞれ話し合って決める。片方が話し合っている時には廊下などに待機し、それぞれ席が決まったら同時に座る。
自主性が高まる。友人関係を自分たちで考慮できる。 短時間で終わる時もある。 子供達同士で納得できる。
席替えの時点で男女という固定観念を作ってしまう。 教師の意図が反映しにくい。 仲の良い友達がいない子はツラい。端や前に配置されてしまう。

これも盛り上がるのですが、こういう時代なので、男女で別れなくても良いのかもしれません。でも、盛り上がります。わーとかきゃーとか、男子が嬉しそうにしたり、女子がコソっと「よかったねー。」とか言ったり。別れる前に一部、「オレ、あの席にするからお前隣にしろよ。」とか作戦しているカップル?もいるそうです。

 

ゲーム系

ジャンケン:教師とジャンケンをして勝った人が自分の座りたい席を決める。
楽しい。盛り上がる。 自分で納得して決められる。
教師の意図が反映しにくい。 負け続けた子はツラい。腹が立ったりテンションが下がってしまったりする。

勝利したものだけが選べる特権。「ずるーい。」という声が聞こえますが、まあ、勝ったのですからずるくはないですね。

 

ストップウォッチ:5秒や10秒など一番決めた数に近かった人から決める。
楽しい。盛り上がる。 自分で納得して決められる。
教師の意図が反映しにくい。 感覚の問題。 時間がかかる。

これも同じ。ゲームだから楽しんでやりましょう!

 

その他

先生が決める:教師があらかじめ席を決めておき、それを提示する。
教師の意図が反映できる。 「先生が決めたから仕方ない。」と納得される場合が多い。
楽しくない? 親からの反発がくる時もある。
結構大変なんですよね。あれこれあーでもないこーでもないって考えてしまいますね。でも、思い通りになるので(当たり前ですが)、学級経営はしやすいかも。
以上です。席替えはおそらくは授業時間中に行うことになると思います。授業の一つですから、狙いをしっかりと持って行いましょう。

特に注意した方が良いのが、席替えをして、隣の友達が嫌だった時、平気で「うわあ、最悪〜」とか「えー!」とか言ってしまう子がいること。これは絶対に阻止しなくてはなりません。

席替えをやる前に絶対の確認です。

○席替えは「みんなと仲良くするために行う。」ため、どんな結果になっても文句を言わない。
○どんな結果になっても「いやだ」とか「えー。」などの人が傷つく言葉を言わない。
○(身長の関係などで)一度決まっても変更したりする場合がある。
○最終的な席の権限は先生(担任)にある。
○ルールが守れないならもう席替えはしない。

このことを最初に約束しておきましょう。これさえ伝えておけば、気分を害するようなことはおきません。後からどうしても変更が必要な時にも対応できます。

 

教員には、学習環境と整える義務がありますので、子どもたちの人間関係を把握しながら、学習する場所を確保していく必要があります。色々と意図を持って取り組んでくださいね。

 

他にも、こんなことやっているよ。こんなものがあるよなどあれば教えてくださいね。

以上!楽しい先生ライフを!

この記事を書いた人
いずみ

●小学校教員の妻/当ブログ管理者
●夫1人、子ども2人を持つ専業主婦
●結婚を機に教育問題に興味を持つ
●働き方改革・学級レク・部活動問題
 などの学校生活に関する記事
●趣味や制作物に関する記事
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●その他、様々な記事を作成中
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