もう迷わない!行動の記録評価ワークシート

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今回は、行動の記録の評価についてです。

 

行動の記録とは、通信表でいう生活面の評価のところです。「公正・公平」とか「責任感」とか「創意工夫」とかそのあたりのところですね。

 

みなさんは、行動の記録の評価はどのように行なっているでしょうか。

学習の記録はテストなどで評価している人が多いと思いますが、行動の記録はそうもいきません。実際のところ、教師の感覚で評価している場合も多いのではないでしょうか。

保護者から「なぜここの項目があまり良くないのか教えてほしい」と尋ねられた時に、うまく答えることができないかもしれません。

 

その期間の普段の生活を見とって、個人内の成長を見とらなければならずなかなか難しいところです。

 

また、評価の時期になって、「○は何個にするか」「ここは係活動をしっかりやっているか」などと学年で相談して、決めている場合も多いのではないのかと思います。

 

文部科学省から出ている評価の項目は全部で10個

2009年の例示では、(新しい指導要領でもこれが引き継がれています)

基本的な生活習慣:自他の安全に努め,礼儀正しく節度を守り節制に心掛け調和のある生活をする。

健康・体力の向上:活力ある生活を送るための心身の健康の保持増進と体力の向上に努めている。

自主・自律:自分で考え,的確に判断し,自制心をもって自律的に行動するとともに,より高い目標の実現に向けて計画を立て根気強く努力する。

責任感:自分の役割を自覚して誠実にやり抜き,その結果に責任を負う。

創意工夫:探究的な態度をもち,進んで新しい考えや方法を見付け,自らの個性を生かした生活を工夫する。

思いやり・協力:だれに対しても思いやりと感謝の心をもち,自他を尊重し広い心で共に協力し,よりよく生きていこうとする。

生命尊重・自然愛護:進んで自 然を愛護し ,自他の生 命を尊重す る。

勤労・奉仕:勤労の尊さや意義を理解して望ましい職業観をもち,進んで仕事や奉仕活動をする。

公正・公平:正と不正を見極め,誘惑に負けることなく公正な態度がとれ,差別や偏見をもつことなく公平に行動する。

公共心・公徳心:規則を尊重し,公徳を大切にするとともに,我が国の文化や伝統を大切にし,国際的視野に立って公共のために役に立つことを進んで行う。

と出ています。

今回はこれを3つ〜7つに分け、具体的に評価ができるようなワークシートを紹介します。

 

 


今回のワークシートを用いることで、以下のようなことができます。

保護者から評価基準を聞かれたときに根拠を持って返答できる。
評価の観点を4月から合わせられるので、評価の忙しい時期に打ち合わせをしなくて良い。
子どもがその期間の行動について振り返り、次の学期・学年に繋げることができる。
子ども自身が感じている成長と教師の見取りとの差が出にくくなる。
中学年〜中学生ぐらいまで幅広く使える。
(1〜2年生は少し難しい文言があるので、教師と一緒にゆっくりやると良いと思います。ご要望が多ければ低学年向けのワークシートも作成していきますね)

メリットがたくさんあります。


そんなワークシートがこちら
(画像クリックでPDFがダウンロードできます)

編集用データも用意してあります。

ほしい方は記事の一番下にリンクがあるのでそちらをクリックしてください。


このワークシートを作成する上でいくつか配慮した点があります。

できるだけ具体的な行動で振り返られるようにした。
子どもがABCでの評価をするのではなく、星を塗りつぶすことで、1つだけでも自己肯定感を下げないようにした。
あえて「星を塗りつぶす」という面倒な作業を入れることで、自分に厳しくゆっくりと振り返られるようにした。
項目を奇数に絞り、教師側が評価しやすいようにした。

ワークシートを見ていただくとわかるかと思いますが、右側の表が少し薄くなっています。

そこに教師が評価し通信表や要録の記入をすれば良いのです。

 


このワークシートの使い方です

子どもの記入
・子どもたちにワークシートを配ります。
・「星を塗りつぶす」などの書き方の説明をします。
・「自分に厳しくつけましょう」などと声をかけ、取り組ませます。
・時間がある場合や、漢字が読めない子どもがいる場合は、一つ一つ読み上げながらみんなで一緒に取り組むようにします。
・できるだけ質問は受け付けず、その言葉通りで自分がどう思うかでかくように伝えます。
・回収し、教師側の評価に移ります。
・時間が余った場合は、裏面に「先生に一言・相談・イラスト」として何かかいても良いことにします。実は言えなかったけれど困っていることを書く子どももいるかもしれませんね。
教師側の記入
・子どもの評価をもとに、教師側が評価を行います。
・ABCで判定をし、どんどん書いていきます。
・Aが半分以上でその評価項目はA(よくできた)になります。
・評価してあるので、ワークシートは子どもに返さず、教師側が保管して置きます。

もちろん、実態に合わせてアレンジしてくださいね。


今回の評価の項目を載せておきます。ぜひ参考にしてみてください。

文言を変えてご自身の教育活動にあったものに変えてみてくださいね。
Word等に貼り付けてオリジナルのワークシートを作ることができますね!

基本的な生活習慣 先生、友達、地域の人、お客さんに気持ちの良いあいさつができる。
つくえの中やロッカーの中はいつもきれい。
授業がはじまる前に勉強の用意をしている。
忘れ物をしていない。忘れ物をしても、先生にきちんと伝えている。
学校の持ち物の決まりを守っている。(筆箱の中身・キーホルダーなど)
交通ルールを守って登下校している。
ハンカチ・ティッシュ・名札を毎日身につけている。
健康・体力の向上 授業以外でも校庭や体育館で元気に遊んでいる。
トイレ後や給食前などにしっかりと手洗いをしている。
給食をできるだけ残さずに食べようとしている。
自主・自律 夢や目標を持って計画的に行動できる。
物事に簡単にあきらめず、ねばり強く取り組むことができる。
良いと思ったことは自分で考えて行動することができる。
責任感 給食当番や係活動などを一生懸命行うことができる。
自分で決めたことを最後まで取り組むことができる。
何事も人のせいにせず、自分の行動をふりかえることができる。
創意工夫 さまざまな物事に対して、新しい考えがないか探している。
遊びや生活のルールを自分で考えて作ることができる。
クラスや学校に必要だと思うことを自分で考え、行動できる。
思いやり・協力 困っている人がいたら、声をかけたり助けてあげたりすることができる。
友達と仲良く遊ぶことができる。
自分と異なる意見や立場でも、相手の良さを認めることができる。
生命尊重・自然愛護 虫や動物、植物の命を大切にしている。(むやみに叩いたり、抜いたりしない)
山や海、森や川、星や風など自然のすばらしさに感動することができる。
命が尽きるまで動植物の世話ができる。
勤労奉仕 進んでそうじをすることができる。
誰かの役に立つことを考え、行動することができる。
先生や友達の仕事の手伝いができる。
公正・公平 悪いことに流されず、良い行いをしようとする。
友達の良いところをたくさん見つけることができる。
好きでも苦手でも仲間はずれをせずに、誰とでも接することができる。
公共心・公徳心 世の中のルールを守り、生活することができる。
みんなが使うものを大切にすることができる。
周りの人のことを考えながら行動することができる。

最後に編集用データです。
(画像クリックでパワーポイントデータがダウンロードできます)

パワーポイント形式で作成しているのでmお使いの端末によっては、フォントが異なっていたり、多少レイアウトが変更されたりするかもしれません、ご了承ください。

 

今回の記事が何かの役に立てば幸いです!

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