大盛り上がりの学級レク『億万長者ゲーム』

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2024年度の上半期ごろに、日本のお札が新しく発行されることになりました。

お札に描かれている人物が変更され、話題になっていますね。

今回はそんな新しいお札を使ったレクリエーションを紹介します。

社会科でお札の人物について学習の時や、算数科の大きな数の学習の時、簡単な計算練習や学級レクとしてなど、多くの場面で活用できるかと思います。

(脳の活性化を目的として似たようなルールで行っている老人ホームもあるようです。)

それぞれの人物の詳しい情報については一番下にまとめてあるので、授業で説明する際にご活用ください。


では、早速ルールを説明します。
ルール

使用するカード・お札
(画像クリックでPDFデータがダウンロードできます。以下のどの画像でも同じPDFファイルです。お好きなところをクリックしてください。)
基本的なルール
・一人2セットのお札(グーチョキパー×2=6枚)を持ちます。
・対戦相手を見つけ、お札を使ってジャンケンをします。
・勝ったら相手のお札をもらいます。
・負けたら素直にお札を渡します。
・あいこの場合は、出したお札を戻しもう一度ジャンケンをします。
・どうしても勝負が決まらない場合は、次の対戦相手に行きます。
・制限時間後に自分の席に戻り、持っている額を計算します。
・より多い金額を持っていた人が優勝です。
カードがなくなったら
・銀行(先生)から借ります。
・貸せるお札はグーチョキパーの1セットがおすすめです。
・返す時は、借りた金額以上を返します。
・返せなくなってしまったら、銀行員として先生のお手伝いをします。(もしくは指定場所で待機をします)
基本ルールは画像にもしてあります。
(画像クリックでPDFデータがダウンロードできます。以下のどの画像でも同じPDFファイルです。お好きなところをクリックしてください。)
パー(10000円)はあまり使わず残しておきたい。

だから、グー(1000円)とチョキ(5000円)を使っていきたい。
しかし、グー(1000円)に勝つにはパー(10000円)が必要。
チョキ(5000円)ばかり出しているとグー(1000円)で負けてしまう。

など、心理戦も含めた白熱の戦いが期待できます。

お金なので、賛否が分かれる活動だと思います。

実態に応じて使ってみてくださいね。

心理戦ではなく、普通のジャンケンとして楽しみたい場合は、こちらのカードがおすすめです。
(画像クリックでPDFデータがダウンロードできます。以下のどの画像でも同じPDFファイルです。お好きなところをクリックしてください。)

9枚セット(グーチョキパー×3)になっています。

1000円でもグーチョキパーの3種類、10000円でもグーチョキパーの3種類と、手札の種類が多いので、これはこれで盛り上がります。

ジャンケンのマークなしも用意しました。お札の人物の名前が入っているので、学習にもなります。
ジャンケンをしたらもらうなどの単純ルールでやりたい方はこちらがおすすめです。
(画像クリックでPDFデータがダウンロードできます。どの画像でも同じPDFファイルです。お好きなところをクリックしてください。)


 

Q&A

Q.なぜ新札が発行されるのか

A.偽札作りを防ぐのが主な目的です。新しいホログラム技術を採用したり、細かい印刷をしたりと、偽造防止対策が強化されています。また、タンス貯金を引き出すためとも言われています。タンス貯金とは銀行に預けずに自宅の金庫などに保管してある貯金のことです。その貯金を表に出し、流通や銀行への貯金を促すためとも言われています。

Q.新しいお札の人はどんな功績の人なのか

A.
新一万円札 渋沢栄一
日本の近代資本主義の父と呼ばれ、日本のメガバンクであるみずほ銀行を設立した人物です。他にも、ホテルや証券取引所、ガス会社や飲料メーカーなど、500以上の企業を設立しました。

新五千円札 津田梅子
岩倉使節団の女性留学生の一人です。女性の教育の向上や地位の向上、個性の伸長に努め、津田塾大学(旧女子英学塾)を設立しました。

新千円札 北里柴三郎
日本の近代医学の父と呼ばれ、ペスト菌を発見した人物です。ドイツに留学して世界で初めて破傷風菌の培養に成功した人物でもあります。北里研究所(北里大学)の設立や慶應大学医学部の創設にも大きく関わったとされています。

Q.北里柴三郎の読みは「キタザト」? それとも「キタサト』?

私自身も気になったので調べてみると、学校法人北里研究所のホームページにこんな記載がありました。

Q1:北里柴三郎の読みは、「キタザト」ですか?「キタサト」ですか?

A1:学校法人北里研究所では、「キタサト シバサブロウ」と読んでいます。もともとは「キタザト」と発音していたようですが、ドイツ留学の際、ドイツ語でキタザトと発音するためには、「Kitasato」と表記する必要があったため、論文等には「Kitasato」と署名していました。

しかし、英語圏の国々では「キタサト」と発音するため、徐々に「キタサト」と呼ばれることが一般的になりました。

このことから、本法人では「キタサト」と読むようにしています。

ちなみに、法人名(登記上)も「キタサトケンキュウショ」としています。

https://www.kitasato.ac.jp/jp/news/20190409-07.html

どちらでも間違いではいのですね。


日本で一番モテる男は福沢諭吉なんて言われていましたが、次の時代は「渋沢栄一」になるのかもしれませんね。でもキャッシュレス決済の方が多い時代ですから、そういうこともなくなるのかも・・・。


今回の記事が、何かのお役に立てば幸いです。では、また!

 

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この記事を書いた人
いずみ

●小学校教員の妻/当ブログ管理者
●夫1人、子ども2人を持つ専業主婦
●結婚を機に教育問題に興味を持つ
●働き方改革・学級レク・部活動問題
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●その他、様々な記事を作成中
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