今回はリコーダーの採点について。
リコーダーのテスト、しますよね?
ただ単に「テストやるよー」だけだと子どもたちは何をどう頑張ったら良いのかわかりません。
そこで、この基準を示します。
PDFは画像をクリック。
基準がわかると子どももポイントを絞って練習することができます。
1つあたり5点それが6つで30点満点で評価します。
25点以上で合格です。
子どもたちは熱心に取り組みます。
合格だった子は不合格の子に教えてあげるなどして、クラス全員が合格できるようにします。
その辺りはまたの機会にしますが、基準があることで、不合格だった子も何を意識して練習すれば良いのかがわかります。
今回は、いわゆる”フツー”の担任の先生でもできるような、わかるような内容で基準をまとめてみました。
音楽の専門家から見たら「ちょっとズレてる?」と思われるかもしれませんが、フツーの先生でも、音楽に詳しくない先生でも、ちゃんとした理由を持って評価ができるように!そこに焦点を当てて作成しました。気になる点や改善点があれば、コメントいただければ幸いです。
では、一つひとつの中身の確認です。
タンギング
これが一番大事。
トゥトゥトゥでふけているかどうか。フーフーフーで吹いている人多いですよね。
タンギングができていれば5点ですし、できていなければ0点。それだけなのですが、たまに、最初の4小説はできていて残りはできていないなんていう時もあるので、そういう時は3点。
リコーダーの基本としてのタンギングです。
正確さ
正確にふけているかどうか。精度ですね。
特に休符を意識して聞いています。もちろん、事前の指導はしますよ。その上で休符までしっかりと拍をとっているか、とか、リズムを変えていないかなどですね。
テンポ
急に早くなったり、遅くなったり、止まったりしていないかです。
緊張しているとよくなりますね。
強弱
楽譜の強弱記号を意識してふいているかどうか。
リコーダーの強弱の変化は難しいところがあるので、しっかりと聞き手が聞こえるような音量かどうか。
その辺りを重点的に聞きます。
表現
曲想を意識してふいているかどうか。
目を開いたり、肩を揺らしたりして、曲の雰囲気や情景を意識しながらふいているかどうかです。
事前に曲についての説明をしておくと良いですね。
余裕
これは+αとしてになって来ますが、楽譜を見ずに吹けるかどうか、とか、今回たまたま合格できるわけではなく、何回挑戦しても吹けるようになっているか、手の動き指の動きがスムーズかどうかなどですね。指だけをずっと見ずに、先生の方を向いているかどうかなど、余裕を持っているかどうかです。
以上6つの評価基準です。
夫はこの評価基準をテレビに大きく映して見せているそうです。
印刷して配って各自でポイントを確認させることもアリですね!
参考にしていただければ幸いです!