『めんどくさがりなきみのための文章教室』
今日紹介する本はこちらです。
この本は、ずばり文章作りが嫌いな人でも楽しく読める技術本!
この本はこんな方におすすめです
①文章作りが苦手だと思う人
②めんどくさがりな人
③指導者・先生
④小中学生・文章作りが苦手な高校生
この本を書いた方・出版社
この本を書いた方は
三重県生まれ 児童書作家
主にミステリー系の作品を生み出している方
元小学校の先生
他の著書に『名探偵夢水清志郎』シリーズなどがある
発行年月日:2020年3月10日
読むきっかけ
私自身文章能力に自信がなく、悩んでおりました。また、夫は教師として児童に文章指導をする際に、どのように指導したら良いのか悩むことが多々あったそうです。
その時に夫婦で本屋に立ち寄り、ふと見つけたのがこの本。めんどくさがりな私たちが苦を感じることなく文章の技術が上がると良いと思いレジに向かいました。
ページ数・目次
全255ページからなるこの本の目次はこのようになっています。
○作文の宿題乗りきり編
・書き出しは「たった2種類」から選ぶだけ
・めんどくさく感じるのは、才能がある証拠!
○トレーニング編
・文章力アップの基本は読書だけでOK!
・1日たった200字の日記が小説家を作り出す
・とりあえず、好きな本を写してみる
・書くことが「ない」人なんていない!書くことに「気がつく」コツを知らないだけ
・どうしても書けないなら、話してみたら?
・困ったときは……神様より「テンプレート」に頼る第2章「うまい文章」をスラスラ書く方法
○「表現力がある人」がこっそりやっていること
・伝わる文章は、「目」と「耳」と「鼻」と「舌」と「肌」で書く!
・気持ちは「記号」にしてから文章にすると、なぜか伝わる
・まずたくさん書いて、いいところだけを残す
・表現を豊かにするたとえは、連想ゲームでスラスラ出てくる
・文章は見た目が9割。
「最低限の正しい文」を書くだけでも、うまいと思われる
・伝わる、わかりやすい、心に残る。短い文こそ、名文!
・「難しい文章」を読めるようになると、伝える力も上がる
・テキトーに打っちゃダメ!「、」1つで文章は別モノになる
・「文章の個性」は、「基本を守る」とにじみ出る
・「ヤバイだけじゃヤバイ」から語彙を増やそう第3章 誰でも必ず小説が1冊書ける方法
・小説を書くのに必要な「たった1つのこと」って?
・好きな映画やドラマの「感動ポイント」を探そう
・初めて小説で書くなら、主人公は自分にする
・サブキャラは5人まで!
・原稿用紙たった10枚の「超短編」から始めよう
・書き出しは超重要!
だからこそ「とりあえず」書き始めてあとから直す
・諦めそうになったら…
必ず最後まで書き上げられる「魔法の言葉」!
・「違った意見を持つ人」を出すと、小説はおもしろくなる
・書き終わったら必ず、誰かに読んでもらおうENDING 文章力は、ありがたやありがたや。
あとがき
この本を読んでわかること・この本から得られること
めんどくさがりな中学生文岡健が10万会くらい生きた猫マ・ダナイに教わりながら小説を書く物語です。
校則について疑問を抱く少年をテーマに小説を書くことを決め、その書き方を健に指導する物語を通して読者の文章能力を上げることができます。
感想
ずばり、この本は、小学生・中学生、文章作りが苦手な高校生におすすめです!
読む前はやはり、文章能力の低さが悩みでした。この文章ですら、この書評ですらあまり上手くかけているとは思っていません。小学生の頃から作文は好きではありませんでしたし、上手く書けたという思い出もありません。
しかし、この本に出会うことで、「まずは書こう」という気になれるのです。
どんなモノでもまずは書き終える。どんな形でも書き終える。
それが大事だということがわかります。
そして何より、文を書くということは「楽しいこと」であるということ。
人から評価される文も大事ですが、何を書いて良いのかわからない人にとっては、この本はおすすめです。
小中学生にとっては、楽しく読み進められるので、楽しみながら文章能力を上げることができます。
拙い書評でございましたが、今後も文章能力を上げるべく努力していきたいと思います!
ありがとうございました!