私は、今でこそ、働き方改革を進めようとしていますが、昔は遅くまで働く人間でした。
7時に学校について、23時に学校を出る。時には日付を周り、歩いて帰ることも。。。
そんな生活をしていました。
むしろそんな生活が自分で誇らしくて、「どうだ!私は、子供のために、一生懸命働く人間なんだ!偉いだろう!」と思っていました。
完全に麻痺していました。
日付を回ってまで働く自分。かっこいい。。。
定時で帰るなんて、おかしい!なんですぐ帰るんだよ!
人手が足りない!じゃあ、みんなで協力して乗り越えなくちゃ!
みんなで少しずつ頑張ればなんとかなる!
こんな風に考えていました!
でも、そんな考えを変えてくれた漫画があったんです。こちらです!
(秋月りす『OL進化論』より)
いかがですか?
私は今まで、人手が足りない時は、みんなで頑張れば良いと思っていました。
でも、それじゃあダメなんです!
だって、1人いなくなって、1人分の仕事をみんなで分けて、それができてしまったら、上はお金を出さないですよね!
教育だって同じです!やってしまうからダメなんです!
定時以降も働く、だからダメなんです!働けば働くほど、それがスタンダードになっていくんです!
今行う、「子どものため」と称したサービス労働は、未来の先生にとっては迷惑でしかないんです。
だって、本来の時間に行うことが当たり前なのですから!
定時以降で働くことが当たり前、積もり積もったのが、今なのです!
みなさん、45分の休憩をとって、定時で帰りましょう!それがあなたの仕事なのです。それ以降仕事をすることは、
未来の教員のため、そして、未来の子供のためにはならないのです!
それで学校が回らなくなるのは、あなたのせいではありません。
未来の教員を守りましょう!未来の子供を守りましょう!
あなたが無償で働けば働くほど、ダメなんです!
責任に賃金が支払われています。
あなたが善意で行ったことは、のちの子どもの未来を奪っていることにつながっているのです。
ちょっと厳しいことかもしれませんし、現場の人間は目の前の子どもを一生懸命育てるのが大事だとは思います。
しかし、私は一生この職業を続けていくつもりです。
現場からの声をあげることはとても重要なことだと考えています。
沈黙は是です。何も言わないということはそれを認めたことになります。
悪法も法ですが、法律を変えていくとはできます。従いつつも変えていきましょう。
また、それは責務以外のことはやらなくて良いのです。変な慣習に従う必要はありません。
一度きりの人生。どう生きるかはあなた次第です。
みんなで意識を変えていきましょう!