こんにちは、桜宮です。
今年度もあと数ヶ月となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
私がいつも定時で帰るために行っていることを「定時で帰る方法シリーズ」として載せていきたいと思います。今、頭にある案が10個ぐらい。きっとそれ以上あると思います。
もうそんなのやっているよ。というものもあるかもしれませんが、未来の若手のためにも、当たり前のことを公開しておくことはとても大切なことですね。
参考になるものがあれば、ぜひ取り組んでみて、職場の環境をよくしていきましょう。働きやすい学校を作っていけたら良いと思っています。
第1回目は、「宿題」について
皆さんの学校は宿題はどうなっていますか?
きっとほとんどの学校で宿題が出ていると思います。
そして、先生がチェックして返す。これが一般的でしょうか。
定時に帰る方法としては、「宿題を出さない。」こと。これが理想です。
家での勉強は家に任せる。これが一番です。教師はチェックする必要がないのでその分、時間が生まれます。そもそも宿題はサービスでやっていることですから。
そして、家での生活まで学校が制限することはおかしいと思っています。
かと言って、そう簡単にはいきませんよね。
学年で揃えなくてはなりませんし、保護者からの要望もあるでしょう。
そこでお勧めしたいのが、
「チェックは自分でやらせる」ということ。
なんだあ、そんなことか。と思われた方もいるかもしれませんが、意外とやっていないクラスも多いです。放課後にプリントの丸つけをしている先生、いません?もったいない!その時間がもったいない!
私の教室では、子供たちが朝学校にきたら、黒板に貼ってあるプリントの答えをみて、自分で丸をつけます。間違っていたら自分で直して、そして、提出。
提出は番号順。後からきた子どもは自分の番号のところに挟みます。
あとは、先生がしっかり丸をつけているかの確認。間違いが多い子には声をかけて個別に教えてあげる。
だけです。
さらに言えば、宿題を出したか出していないかのチェックは子どもにお願いしても良いです。チェック係とか作って。
教師は、「正しく丸をつけているか。」「正しく漢字を書いているか。」ぐらいです。
宿題がなぜあるのか。学習習慣の確立と知識・技能の定着が目的ですよね。それなら、子どもたちにチェックをさせた方が良いです。はっきり言って、昨日やった宿題を放課後に渡されても、誰もみません。
あー、2個間違いがあったな。。。。。
で終わります。問題の中身なんて覚えていません。
大切なのは、自分がどこでどう間違ったのかを知ること。
朝に自分で丸付けするのであれば、自分で間違いを知ることができますし、一番早いフィードバックです。宿題の学習効果が一番高いでしょう。
子どもにとっても教師にとってもWINWINです。
注意点をあげるとすれば、
年度当初のチェックは怠らない。
こと。
適当に丸をつける子、います。
それを防止しましょう。適当に丸をつけるのであれば、意味が有りません。
はじめの段階で、チェックを厳しくすることで、「あ、この先生にごまかしは効かないな。」と思わせるのです。
途中からも所謂サボる子も出てきます。その時は個別指導で。そういう子が少しでも出てこないように最初が肝心です。
あ、さらに印刷は、専科の先生やボランティアの方にお願いしましょう。結構時間かかるんですよね。印刷。担任よりは比較的時間が有ります。もちろん、その方々もお忙しいでしょうから、あらかじめ決めておくことが大切。4月の学年会などで、宿題の印刷をお願いします、と。
1枚の宿題、選ぶのに5分、印刷で1クラス30枚2分だとしても、3クラスで6分。10分は節約できます。10分あれば、なんでもできてしまいますね。所見だって数人かけちゃう!
それが無理なら1週間分まとめて印刷しておく。長期休みに印刷しておく。印刷する中身だけ決めておいて印刷をお願いする、など部分的なものでもOK。
さて、今回のまとめ、極意として載せておきます。
(「極意」ってカッコいいですよね。なんだかドキドキしてしまう。子どもも大人も。)
○そもそも宿題を出さない。
○宿題は、提出した日に自分で丸付け、係の子どもがチェック、教師は確認、印刷は専科やボランティアの方
です。
「子どもができることは子どもに任せる。」この考えがとても大事になっていきます。
今後の投稿でもこの考えに沿った内容が出てくると思います。よろしくお願いします。