今回のテーマは、「面談を時間ぴったりに終わらせる方法」です。
保護者面談、個人面談、三者面談、家庭訪問いろいろな面談があると思います。
一人15分など、短い時間で、いろいろな話をしなくてはいけないのは大変ですよね。
ついつい話が長くなりすぎて、次の人を待たせてしまうことも。
今日はそんな保護者面談で、おすすめの技を3つ紹介します!
では早速!
面談日が決まったら、保護者に予定表を配りますよね?
一人一人の間に15分あるのであれば、その時の挨拶文にこう入れておけば良いのです。
「約10分と短い時間ですが、お子様の様子についてお話しできればと思います。」
こう入れておくことで、保護者は「面談時間は10分なんだな」と意識するようになりますし、10分しかないから余計な話はしないでおこうと考えてくれます。
本当は15分の面談時間です。でも、それってあいさつや席に着くまでの時間、終わってからの退室時間は含まれていませんよね。
その時間の積み重ねがじわじわ最後の方にやってきます。
それを抑えるためにも、面談は10分。その意識を保護者にも!
そして教師自身にも!
わたしのクラスでは、面談の内容を事前に見えるところに貼っておきます。
例えば、
①学習面・成績について ②生活面・友達関係について ③進路について ④保護者の方から
以上、4点について主に話ができればと思います。よろしくお願いします。」
と言った内容の張り紙を貼っておくことで、保護者の方も見通しを持ってくださるのです。見通しがあるので、こちらが、「お母さんの方から何か学校にお願いしたいことありますか?お父さんが心配していることってありますか?」なんて言うと、保護者も「あ、そろそろ終わりなんだな。」ってわかってくれます。
終わりに向かう魔法の言葉を入れるのです!
わたしは、終わりの言葉は以下のように言っています。
その時その時で学校からも連絡しようと思うので、おうちでも○○さんの様子が変だなって思ったり、悩んでいるなって感じたりしたことがあれば、電話でも連絡帳でもなんでも良いのでいつでもご連絡ください。
これからもよろしくお願いします。
この言葉は、どのタイミングでも入れられます。こちらの話の終わりでも、保護者の会話の終わりでも、どのタイミングでも入れられるので、時間が・・・。って思った時点でいいましょう。
このセリフを言って深く礼をすると、保護者の方は、前向きになってくださるのか、少し明るい表情になり、頭を下げてくださいます。そして、席を立とうとしてくださいます。そのあとは、入り口まで歩いて行って、「ありがとうございました。」と礼をするだけ。
その時点で、次の保護者の方は廊下で待っているので、それ以上話し続ける方はほとんどいません。
いたとしても、次の方もその内容はほとんど聞こえているので、「先生も大変ですね。」と同情してくださいます。
以上3つのワザです!
わたしが特に意識にしているのが、3つ目のワザ。
この言葉を言った時点で面談時間は、残り少なくなっているはずです!次に待つ方の大切な時間を守こと、こちらの信用を守ること、絶対遅れてはなりません。
時間のピンチは事前の準備やその場のセリフで対処することができます!
ぜひ、参考にしてみてください!